以前のトピックス

16. e-mail作法(1)


 このHPを開設して1年5ヶ月が過ぎ、先日Top pageのヒット数がついに1万に達しました。このページを訪れてくださった皆様方、本当にありがとうございます。HPを見られて来院される方も随分増えました。e-mailでのお問い合わせもかなりの数になります。今回は、e-mailのやりとりで普段感じている事柄について述べてみます。題してe-mail作法。
 普段の付き合いでは失礼のない方なのに、e-mailではなぜか不愉快にさせられる方がいます。それは恐らく、e-mailやインターネットに関する簡単な知識が欠けているためだと思われます。この種の本も出まわっていますが、ここではよくわかっている方には当たり前なことだけど、そうでない方には意外にも新鮮な、e-mailにまつわるあれこれを、私なりの視点で述べてみます。

■知らずに犯してしまう失礼
1. Microsoft Outlook Expressの困った仕様(HTMLメール)
Microsoft Outlook Expressというメールソフトがあります。Windowsに否応なく付いてくるメーラーなので、世界で最も使われているメーラーでしょう。しかし、このソフトの少し古いヴァージョンは、e-mailをHPを記述する言語HTMLで送るという、大変困った仕様になっています。何故困った仕様かといいますと、そもそもインターネットの取り決めではメールはplain textで送ることになっています。一部のメーラーはHTMLに対応していないためHTMLでメールを送信されても、白紙が表示されて読めません。HTMLにしなければならないデータならともかく、普通のテキストをなぜ通信量を増やしてまでHTMLで送らねばならないか、まったく馬鹿げたことです。困ったことに、このメーラーを使っている本人は指摘されるまで、自分がそんな馬鹿なことをしているのに気が付かないのです。古いヴァージョンのMicrosoft Outlook Expressをお使いのあなた、一度設定を見直して、HTMLで送ることになっていないか御確認ください。さらに良い方法は、Microsoft Outlook Expressは捨てることです。何故ならこのメールソフトはコンピューターウイルスの温床なのです。ウイルス作者はMicrosoft Outlook Expressのアドレス帳をターゲットにウイルスを作っています。Microsoft Outlook Expressを使わなくなったとたん、ウイルス感染の危険は90%なくなるでしょう。世の中にはMicrosoft Outlook Express以外にもEdMaxBecky!Al-Mailなど優れたメールソフトはたくさんあります。知識と心配りのある方はMicrosoft Outlook Expressなど使わず、こうしたメーラーを使っています。

2. 機種依存文字
機種依存文字とはWindowsやMacintosh、UNIXなどプラットフォーム間で文字コードが異なる文字のことです。こうした文字をメールに使うと、他の機種で見ると文字化けしてしまいます。一番よく見かける機種依存文字はローマ数字です。すなわちI, II, III, IV, V, VI, VII, VIII, IX, Xなどです。ローマ数字を使いたい場合は英数大文字のI, V Xを組み合わせて代用します。次によく使ってしまうのは丸付き数字です。それから電話番号マーク、株式会社マークでしょうか。これらはメール・フッターについ使ってしまいますね。気を付けたいものです。機種依存文字はHPにも使えません。

3. 大きな添付ファイル
最近の高性能デジカメで撮った写真は、1枚でメガバイトの単位になるほど巨大です。こんな巨大なファイルを何枚も添付されたら、いくらブロードバンドの時代でもメールをダウンロードするだけで数分かかってしまいます。さらに、サーバーの設定では拒否される場合もありますし、相手のメールボックスがパンクしてしまう場合もあります。デジカメ写真を貼付して送る前にファイルサイズを確認しましょう。大きな場合は写真を再加工して小さくするか、圧縮ソフトにかけるなどファイルサイズを小さくする工夫をしてから送りましょう。メール以外の方法で渡せないかも考えましょう。

 もうだいぶ長文になってしまいました。続きはまた次回。

(雨宮修二)